[マルドゥック・スクランブル劇場版]

 人生初の舞台挨拶あり劇場版公開、初日へ行ってきました。
 とはいえ、仕事の都合で帰る時間もぎりぎりになる、第二部でしたけどね!
 そして、チケットぴあで頼んだ席が、映画見るには最良の位置と思え万々歳でした。
 まぁ、前列のほうが冲方さんとか良く見えたのでしょうけれどね。


 まずは舞台挨拶です。
 登場されたのは、原作の冲方丁さん、監督の工藤進さん、ヒロインのバロットに声をあてる林原めぐみさん(ミニスカ)の御三人でした。
 語られた内容として、覚えているのは以下の点です。


[冲方さん]
・映画用にプロット書いていったら、監督に却下された。
 本気でマルドゥックを映画化しようとしていると感じた。
・第二部(燃焼?)は、監督と打ち合わせをしている。
[工藤進さん]
・林原さんのもっているウフコックは、頼んでもいないのに林原さんがもてるサイズに合わせて作ってこられた。
 (誰が作ってきたのかは、よくわかりませんでした)
・第二部の公開は、来年の10月、11月頃になると思っている。
・畜産業者は絶好調です。
・ボイルドは怖いですよ。
[林原めぐみさん]
・最初R18+の判定をされるほど、本気で妥協なしに作られた。
・胸ポケットに収まったウフコックのスタチューを見せ、かわいいでしょう。
・11月6日は、主題歌を歌う本田美奈子さんの命日で、偶然ではあったがマルドゥックの公開初日はこの日になるべきだったんだなと思った。
・初めて、骨伝導でアフレコをしました。
 (バロットの声を表現するのに、通常のマイク以外に喉元にもマイクをつけた)
まぁ、きっともっと細かくアップしてくれる人がいると思います。


さて、肝心の本編の感想は、最後まで見て面白い!と思いました。
本当に原作に忠実で、原作の魅力をよくここまで映像化したなと思います。
忠実すぎて… ここで終わるんかい!とつっこみたくなるような終わり方をします。
気になった点としては、林原さんのバロット。
エヴァの新劇場版でも思ったのですが、どうにも若い声を”作っている”という感じが否めません。
まぁ、骨伝導の声になってからそういう違和感が消えましたけど。
林原さんの演技は悪く無い… むしろ良いと思います。
ただ、なんでか違和感を感じるのですよねえ。


声でいうと、気になるのはウフコックとボイルド。
ウフコックは、女性声優があてたりするかなあと、勝手に思っていたのですけれどこれが非常に合っていました。
ボイルドもかなりのものです。
畜産業者の一味には、若本さんもいたしボスのあれもきちんと見せていました。


戦闘もテンポ良くスピーディーかつかっこよく、眼が話せませんでした。
バロットがボールをよけるシーンは、某ベヨネッタを思い出させます。


総じて、マルドゥックを好きな方には、十二分に楽しめる作品だと思います。
買うなら… 私は三部作のBOXになったらですかねえ。