[ip3100]

2-3年前に購入したcanonのip3100というプリンタ。
用途は、年賀状の他に色々な資料印刷に使っていました。
しかし、最近頻繁にエラーが出始めます。


それは、トレーを開いているのに、トレーが閉まっていますというエラー。
印刷しているとなかなか消えてくれません。
扉を開いたときに上下する黒い棒がセンサーになるのかなとピコピコいじるとたまーに印刷を始めてくれます。
しかし、少しするとすぐ再現してしまうのです。


だましだまし使っていましたが、ネットで検索すると分解方法が紹介されていました。
更に2chでも同様のエラーに関する報告が!


その方は、分解方法のサイトを参考にやったらネジ一本を増し締めする事で解決したといっていたので、技術者というカテゴリの隅っこで体育座りしている私も一念発起。
まずは分解をしてみます。


やってみると、分解方法を紹介しているサイトのおかげで左右側面と天板カバーを外すことができました。
しかし、ここからが問題。まず先に書いた黒い棒がセンサーになっているわけではなく、開いたときに上下するレバーが、全面扉の付け根部分に存在する事を確認しました。
犯人はこいつか!と思いましたが、さて、このままではネジを増し締めするにもそのネジが見えません。


上にしたり横にしたりとしているうちに、ふとリセットスイッチ等が配置されているパネルが浮く事に気づきました。
これは、少し奥でネジ止めされているだけのようです。
まずは、このネジを外すと前面パネルを上に引き抜く事ができました。
ただ、これだけではコネクタでつながっているコードが邪魔になってしまいます。
左側面につながっているコネクタを一回外し、その常態でひっくりかえすとピコピコと上下するレバーユニットを固定するネジが見えました。
このネジが緩む事で、どうやら接触不良を起こしていたようです。


早速、このネジを増し締めしましたが、増し締めすると裏側へ突出してしまいました。
まぁ、この際それは気にしないことにします(元々少し出てしまっていましたし)


このあと、コネクタを再接続し、天板、右のカバー、左のカバーという順番で再度付け直し、電源を投入してみました。


見事に復活です!
いやー、ネットの力って本当に良い物ですね!